第1章 進数

1-1 10進数と2進数

10進数は、0〜9までが1桁で、9の次は10となって2桁になる。
同じように、2進数においても、0、1の次は10となって、2桁となる。
さらに、101が 10進数の値なのか、2進数の値なのかを区別するために、10進数値ならば(101)10と表示し、2進数値ならば(101)2と表示する。
 いま、(101)10と表示された数値を細かく考えると、
(101)10=1×102+0×101+1×100=100+0+1 となる。
次に(101)2と表示された数値を細かく考えると、
(101)2=1×22+0×21+1×20=4+0+1=(5)10 となる。



例題1 (111)2を10進数値に変換せよ。
解 (111)2=1×22+1×21+1×20=4+2+1=(7)10

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