第2章 基本論理回路

2-3 否定(NOT)回路
 端子Aにパルスが入力されると、端子Cにパルスが出力されない。また、端子Aにパルスの入力がなければ端子Cにパルスが出力される。

信号SWがL側になっている場合、トランジスタは遮断状態になるため、コレクタ-エミッタ間の抵抗は大きくなって、端子Cに電源電圧の5Vが出力する。
 信号SWがH側になっている場合、トランジスタは飽和状態になるため、コレクタ-エミッタ間の抵抗はなくなり、コレクタ-エミッタ間が短絡状態となってC-C'間が同電位とになるために、端子Cに電圧が現れない。

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