第4章 フリップフロップ
4-5 T フリップフロップ
Tフリップフロップ(T-FF)は双安定マルチバイブレータともいわれ、カウンタとして用いられる。
T-FFは図のように表され、Rに負のパルスを入力することにより、QはL(リセット)となる。 T端子より正のトリガーパルスを1個入力すると、このパルスの立下り時にQ端子にパルスが立ち上がる。すなわち、Hとなる。
T端子に次の二つ目トリガーパルスが入力されて、その立下りを利用してQの出力はHからLに変化する。 そして、T端子に三つ目のトリガーパルスが入力されると、このパルスの立下りを利用してQにパルスが立ち上がる。
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