第一章 プログラムの基本

2 プログラミングとは
 プログラムはコンピューターに仕事をさせるための手順を書いたものである。
一般にプログラムといえば、音楽会や運動会のプログラムが思い浮かぶが、あのプログラムをもう少し詳しく書いたものがコンピューターのプログラムである。
したがって、コンピューターのプログラムは、作業の手順が詳しく、順序よく書かれていなければならない。
もし、その作業が行われる手順が違ってしまえば、作用ができなくなった場合がある。
例えば、電線をハンダで接続する作業の手順は、
1 ハンダを温める。
2 電線にハンダを当てて、電線を温める。
3 温めた箇所にハンダを当てて、ハンダを流し込む。
4 ハンダが接続箇所に溶け込んで、半田が固まるまで、固定しておく。
となるが、
この場合1の作業行わずに、2の作業を行うことは不可能である。
このような作業は通常、人が行うが、この作業をコンピューターに制御させるためには、この作業の手順をもっと詳しくコンピューターに書き込まなければならないことになる。

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